【トリプル】チョッキランドとオボンランド
真面目なランドロス考察 ※無補正ではない
◎はじめに
チョッキランドといえば眼鏡ニンフィアのハイボ・珠ギルガルドのシャドボなどを2耐えする特殊耐久を有し、威嚇+持ち前の高種族値を生かしてサイクルを回す強力なポケモンである。今回はオボンの実を持たせた場合でも同程度の特殊耐久を確保できる点に着目し、チョッキと比較した場合のメリット・デメリットを考察した。
◎配分(ダメージ計算はトレーナー天国を使用)
・参考にするチョッキランドの耐久ライン ※パラメのパラメ参照
H195-B120-D109
H-B:A146アローの威嚇込鉢巻ブレバ確定3
H-D:C222ガルドの珠シャドボ確定3
・同程度特殊耐久をオボンで確保すると
H196-B112-D127(オボン込でH245-B112-D127)
この配分のとき
①H-B
A146アローの威嚇込鉢巻ブレバが高乱数3(88~105)
※低乱数→高乱数を引いた場合に限り、急所未考慮で9/256で落ちる
A172メガクチートの威嚇込じゃれつくが高乱数3(103~123)
A194メガガルーラの威嚇込親子愛冷凍パンチを確定耐え
(親:136~160、子:68~80)
A177メガガルーラの威嚇込親子愛捨て身をある程度高乱数で2耐え
(親:72~85、子:34~42)
②H-D
C178ニンフィアのダブルダメ眼鏡ハイボが高乱数3(103~123)
C222ギルガルドの珠シャドボが確定3(103~122)
C194サザンドラの眼鏡悪波が高乱数3(103~123)
C194サザンドラの眼鏡流星群が高乱数2(169~199、14/16で耐え)
◎耐久値比較
チョッキランドの配分(H195-B120-D109)の消費努力値が無補正計算で388に対して、オボンランドの配分(H196-B112-D127)の消費努力値は無補正計算で476であるから、H-Dの耐久ラインのみを重視するならチョッキランドのほうが火力・素早さに回せる努力値は多い。
しかし威嚇・チョッキ・オボンによる補正を考慮すると、
チョッキランド:H195-B180-D164
オボンランド :H245-B168-D127
となり、H-Dの耐久指数は31980と31115でほぼ同じものの、H-Bの耐久指数は35100と41160でオボンのほうが高く、チョッキで余っている努力値をBに回した場合でも38220と41160で1割弱ではあるがオボンのほうが高くなる。上記のダメージ計算を見てもらえばこの1割弱でメガクチートやメガガルーラの攻撃を耐えられる可能性が高くなることがわかると思う。
◎オボンのメリットとデメリット
・総合的な耐久が高くなる
・補助技が使える
・50%以下の削り+50%以上の殴りで攻撃されるとオボン未発動で死ぬ可能性がある
◎チョッキのメリット
・雨下の水技や氷技などオボンで耐えられない特殊攻撃を耐える
・テラキのA+5岩雪崩などオボンで中乱数の物理攻撃を耐える
・癒しの波動と相性が良い
・必要な特殊耐久を確保しても自由に使える努力値が多い
◎終わりに
一長一短だけどオボンも十分選択肢に入る気はする